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※ Last Updated:11/05/2022

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戦いの前に読む学生への就活本【元人事からのメッセージ】

–ESの書き方と面接の仕方よりも大切な知るべき真実–

戦いの前に読む学生への就活本【元人事からのメッセージ】

   

【 この記事を書いた人 】
ノウリ
ノウリ

20代で多動し、現在は会社員・投資家・実業家のいくつもの顔を持つ。
人生120年時代においてあらゆる働き方ができるようになるために、社会人になって最初に読んだ本を紹介。


「ES対策、SPI対策、面接対策…基本的なことはやったけどそれ以外の情報が欲しい…」

「就活するにあたってマインドを整えるものが欲しい…」


Butterfly Worldのノウリです。

   

学生が就活していく上で、ES対策、SPI対策、面接対策と基本的なことは既に対策済みでしょう。

しかし、何度もノウリは言っていますが、システマチックな対策よりも採用とは人と人との繋がりなのでそれ以上にマインドの部分が大切になります。

   

Agenda

 
・戦う就活生に送るマインドを整える本の紹介

・余談:まとめて安く読める方法
 

   

本記事ではそれを踏まえた上で就活生が読むべき書籍を5冊紹介します。

その前に、他の記事でも就活生に向けた書籍の紹介を目にしますが、いい加減なものも多く、正直内定を得るために就活している学生に対して失礼だと思っています…。

本をおすすめしている記事がこういった感じであれば注意した方が良いです。そもそも本を読んでいない可能性すらあります。

   

書籍の紹介で注意すべき記事

 
・記事を書いている人が人事の専門ではないただの人(Webマーケターとかエンジニアetc.)

⇒プロフィールを確認すると良いです

・就活に関しての実績が書かれていない

⇒ノウリの実績はコチラ

・紹介している本に「就活」という一貫性がない&紹介本が無駄に多すぎる

⇒紹介している本に“多動系”とかお金関係を考える本とか新社会人向けの本が混じっていたら本当にアウト
 

   

本当に本の紹介記事は多く、そのほとんどがただ売りたいだけの記事で内容がないのも多いので、気を付けてください。

   

なお、ノウリの紹介する他のジャンルの書籍は別の記事にまとめてありますので、こちらから見てください。

>>20代で周りと差をつける思考を形成する【読むビジネス書籍】

>>【保存版】金融がわかる書籍からお金のはなしをしよう

   

これから就活生へ向けて紹介する書籍は、元人事が内定を得るために基本的なこと以外に持っておくマインドを形成するためのものになります。

大変なことも苦しい時もありますが、“捨てる神あれば拾う神あり”という言葉がありますので、負けずに前進してください。

   

戦う就活生に送るマインドを整える本の紹介

戦う就活生に送るマインドを整える本の紹介

   

大事なことなので何度も言いますが、採用は人と人です。

   

基本的なことをしたからと言って必ずしも内定が決まるものではないです。

ただ、就活をしているとこの大切な部分を忘れがちになってしまうこともあります。その時のためにこれらの書籍を思い出してもらえればと思います。

   

なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?

   

   

本書の内容

 
そろそろ、企業は何を考えているか、手の内をしっかり見せたほうがいいのではないかと思い、この本を書くことにしました。現実を知れば、「何だ、簡単だな」とホッとできる部分もあり、逆に「そういうエゲツない世界なのか」と殺伐とした気持ちになるかもしれません。それでも、まったく的はずれな噂に恐れおののくよりはいいでしょう。企業の現実を知れば、ムダな努力もしなくなるはずです。そういう、「企業は何を思っているか」「どうしてそんなことをするのか」ということの裏事情を、事例や実務をもとに、詳しく説明していきます。
 

   

元人事としても、ここまで書くのかよ!という内容でしたね。

   

ただ、時代は変わりつつあり、今やSNSで情報が溢れているからこそ、“人事”という仕事をブラックボックス化する必要性ももうないのではないかと思っています。だからこそ、この内容が世に知られるのは時間の問題なので、こうして学生へ公開している書籍は良書です。

   

先生は教えてくれない就活のトリセツ

   

   

本書の内容

 
エントリーシートで二社落ちたら、何か問題があるはず。働き方をイメージすることであなたの就活は一気に変わる。ES、インターン、グループワーク、個人面接などのハードルを乗り越えるための方法がつまった一冊。
 

   

こちらは対策本とは違った角度から見るものですね。

まさに、就活中に内定を貰うことがゴールだと考えがすり替えられてしまっているなら、この書籍を読んでハッとします。

   

内定はあくまでも社会で生きていく上の通過点であることを再認識させられます。

   

なぜ君たちは就活になるとみんな同じようなことばかりしゃべりだすのか。

   

   

本書の内容

 
電通×マスメディアンの共同プロジェクト「ジブンと社会をつなぐ教室」の3カ月におよぶプログラムを書籍化。机上の空論ではなく、学生のみなさんのリアルな悩みに寄り添いながら、より本質的な課題解決につなげることを目標にした徹底的な実践のための本。ジブンの「本質的な価値」の発見を促し、その本質的な価値を社会に伝わる形に変換するメソッドを共有します。
 

   

広告会社が語る就活の在り方ですが、常に“広告”という媒体を使って不特定多数の人へ伝える仕事をしているからこその観点で書かれていて非常に納得させられます。

   

多くの学生は対策本を読みこんで、それに沿って添削をしてきます。そして、ほとんど同じ内容しかないESから選別し、ほとんど同じことしか答えない面接から選別します。

だからこそ、人と違うESや面接で受け答えする学生には一目置きます。対策本を何冊も読みこむより、本書を読んだ方が内定への第一歩になりますね。

   

Fラン大学でも東大に勝てる逆転の就活

   

   

本書の内容

 
偏差値も知名度も低い、いわゆる「Fランク大学」の学生でも、就活で人生逆転できます!4コマ漫画を使ったエントリーシート術、志望企業をムダなく12社に絞る方法、面接での自己演出術など、就活必勝法をストーリー形式で教えます。著者は、自己紹介すらできない学生をアップルジャパン、セブン&アイホールディングス、ローソン、ホンダ、JTBグループなどトップ企業に続々内定させてきた、就職率100%の伝説の講師。仕事をしていく上で仲間や人脈は欠かせないものになってきます。
 

   

“「Fラン大学」の学生でも”はかなり思い切りが過ぎる気がしますが、書かれている内容は就活としての本質を突くものになっています。

   

自分は一流大学だから大丈夫と思っている人こそ読めば周りとの差別化が図れるものです。

さらに言えば、一流大学だから大丈夫と思っている人とFランだけど人と差別化を図れる何かを持っている人のどちらが元人事として欲しいかと言えば、後者です。

   

就活難民にならないための大学生活30のルール

   

   

本書の内容

 
就職氷河期を生きる学生に贈る就活に役立つ1冊。3割の学生が「無い内定」に対して、複数の人気企業の内定を持っている学生もいる。就職活動が本格化する3年の秋には人間としての経験値に大きく差がつき、結果として多くの企業から引く手あまたになる例が多い。本書では、大学生活を充実させるルールをジャンル別に紹介。就職のために大学生活を送るのではなく、大学生活を目いっぱい楽しんだ結果として、希望の企業からの内定をもらえるようになるルールを公開。
 

   

既に戦い始めている就活生にとっては、本書は手に取るのが少し遅いかもしれません。この書籍を読むベストタイミングは大学に入ってすぐです。

   

ただ、本書を読むことで自分の大学生活を振り返り、ESや面接でアピールすべきことを整理でき、周りが同じようなことをアピールしている中で差別化を図るための材料にできる書籍です。

   

余談:まとめて安く読める方法

余談:まとめて安く読める方法

   

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