※ Last Updated:09/01/2023
🦋HOME🦋 > JOB CHANGE >【書類選考の通過率は30%】コツを掴めば6ヶ月で内定できる
–落ちるには理由がある・通らない人から9割も通る人へ–
こんにちは。Butterfly Worldのノウリです。
あなたはきっと、こんな悩みを抱いて、この記事に辿り着いたのだと思います。
・なかなか書類選考が通らない
・一般的な通過率ってどれくらいなんだろう?
・書類選考通過の連絡をいつまで待てばいいかわからない
・待っている間なにをすればいいかわからない
・落ちる理由が知りたい
・通過率の上げ方を知りたい
・書類選考をパスできる履歴書の書き方知りたい
なにを隠そう私も、今までの人生でトータルで見ると100社以上は落ちてます。新卒での書類選考と、20代はじめての転職での書類選考が同じくらい一番落ちました。
現在は30代になり、転職回数も3回と場数を踏んできたこともあり、コツを掴んできたのでほとんど落ちなくなりました。
さらに、転職3回するたびに、会社を一度完全に辞めて無職になってから転職活動したのですが、書類選考の9割は通り、3回とも6ヶ月以内に内定をもらえました。
実際になんどか転職をしてわかったのが、書類選考の通し方にはコツがあるんです。
これは、元人事としても断言します。
ひとつ確実に言えるのは、
「書類選考が通らないのは、能力の違いではなくコツをまだ掴んでいないからだけ」です。
能力が違うのは当たり前だし、それが原因だとしたら、優秀な人以外は全員落ちるということになってしまいます。また、書類選考は落ちるのが当たり前なので、“落ちること=自分はダメ”ではまったくないです。
そこで本記事では、
・基本的な書類選考の通過率について説明し
・落ちる理由を解明した上で
・採用担当者が履歴書を見る順(書類選考が通るコツ)を
順を追って解説していきます。
日系2社・外資系2社と、中小企業から大企業まで3回の転職を経験し、さらに採用する側の人事も経験。天職は、現在の外資系投資銀行勤務。最終学歴は、三流大学卒。
なかなか書類選考が通らない…通過率ってどうなの?
どうしよう…もう10社も履歴書を送っているのになかなか通らないよ…
書類選考が通らないとつらいよね…
そういえば世間の書類選考の通過率ってどれくらいなんだろう?
ちょうどこの記事を読んでくれているあなた、まさに今書類選考待ちか、運悪くも書類選考に落ちてしまったあとではないでしょうか。
先に言っておきますが、「書類選考に落ちるのは普通の人であれば普通のこと」です。決してあなたが否定されたわけでも、特段として能力がないとかでもありません。
なぜなら、本記事のタイトルにも書いたとおり、基本的に書類選考の通過率は30%だからです。
引用元:マイナビ転職
10人いたら7人は落ちてます。
大多数が落ちているので、落ちるのは普通なんですよね。応募者がどれくらいいるか目に見えていないから、自分だけ落ちているように錯覚しているだけなんです。
また、実際に直近で転職した人のデータから見ても、約30%が書類選考を通っているという結果も出ています。
引用元:マイナビニュース
大手企業への転職の書類選考の場合
実は、一般的にはすべての企業(大手企業・中小企業・ベンチャー企業etc.)を合わせた書類選考の通過率は先ほどお話ししたとおり30%なのですが、これが大手企業だけを見ると通過率がグッと下がってきます。
その大手企業への書類選考通過率は、なんと10%となります。
つまり、10人いたら1人しか通らない。もはや、落ちるのが通常運転です。
それなのに、書類選考が通らなかったら「自分はなんてダメなんだろう…」と責める人もいますが、いや普通です。この現実を知ってください。
さらに言えば、ベンチャー企業への書類選考通過率は40~50%になっています。
これは少し考えればわかるのですが、大手企業は求職者数が多いため、必然的に通過率が低くなります。逆に、ベンチャー企業はまだまだ求職者数が少ないため、書類選考の通過率は高く、通りやすくなっています。
30代の転職の書類選考の場合
次に、年代別30代での書類選考通過率が気になる方のために調査してみました。
すると、このような結果が出ています。
引用元:さんななキャリア
全体データの30%とほとんど変わりないです。
むしろ、全年代の中では、30代が一番通過率が高めなので、チャンスでもあります。
よく考えてみれば全年代の中でも30代は、それなりのキャリアが身についてきていて、かつ、まだ若さも残っているからこそ通過率が高いのもうなずけます。
40代の転職の書類選考の場合
最後に、40代での書類選考通過率も先ほど紹介した表から見てみましょう。
引用元:さんななキャリア
約23.1%となっています。
ここで大きく20代以上に通過率が下がってきます。ただ、悲観するのはまだ早いです。
実は、ここ近年の40代の書類選考通過率は上がってきています。
というのも、仕事をする現役世代の年齢が上がっていること、採用企業の年齢に対する選考ハードルが低下しているのです。
今の若い世代は会社員にならずSNSでビジネスをしたりと、さらには少子化でそもそもの母数も少ないことから、今後も40代を筆頭に30代や50代が重宝されてくる可能性もあります。
時代は変化していくので、昔は40代以降や35歳限界説もありましたが、今や昭和の産物と言ってもいいかもしれません。
いずれにせよ、そういう話はそこまで気にしなくて大丈夫です。
書類選考の結果の連絡が来るまでの期間
今まさに結果を待っている人、気になりますよね。
今か今かとそわそわするし、なんどもカレンダーやスマホを見たりしちゃいますね。
私も経験者なのでわかりますが、ずっとこの調子では身が持たないので、いつまでに連絡が来るか、待っている間はどうするか、先に知って決めておくと楽になります。
目安は1~2週間
基本的には、履歴書や職務経歴書を送ってから1~2週間後に連絡が来ることが多いです。
ただ、一部の企業からは早ければ1週間以内、遅ければ3週間と実際にはバラつきがあるのも事実です。
早いことには特に疑問はないけど、なぜ3週間と遅いものがあるのか?
それは、元人事として見てきた中でいくつか理由があります。
・社内選考に時間がかかっている
・人事内でも担当者以外の全体の意見を聞くので、スケジュールが合わずに遅れている
・人事では結果が出ているが、配属予定先の現場スタッフの確認が遅れている
・あまりに忙しいうちに連絡を失念…(稀)
決して遅い理由はサボっていたり、なおざりにしているわけではないですのでご安心ください。
ちょっと待って!連絡を待ってるあなた何社応募してる?
ここで結果を待っている間、なにもせずにいませんか?
とくに、1~3社だけ応募して、後は連絡待ち…とかだと、すこし効率が悪いです。それが全部通ればいいのですが、全部が通らなかったとき、振り出しに戻されるので割と虚無感があります。
ちなみに、平均応募者数は約8.4社になっています。
引用元:マイナビ転職
一気に8社も応募するのは骨が折れるので、順を追って書類選考の結果を待っている間に応募を増やしていくのがおすすめです。
まずは、気になる3社へ応募し、その3~5日後くらいにまた3社ほど応募し、またその3~5日後くらいに…ともし最初に応募した3社全部の書類選考が通ったことも想定して、スケジュールをずらしながら小分けに応募していくと、作業的にも気持ち的にも楽になります。
2週間以降はこっちから動いてハッキリしよう
さて、履歴書と職務経歴書を応募してから2週間たったけど、連絡が無い…という場合、気持ちに整理をつけるためにも、ハッキリしておく必要があります。
選択肢は2つあります。
1. 縁がなかったということにし、こっちから見切りをつける
2. 先方に連絡をして確認する
個人的には、手間を考えると1にして先に進むことが多いです。なお、経験上、2週間以降で連絡が後から来たケースはなかったです。
さらにひどかったケースですと、企業の方から「○日後までには採用の有無に関わらず、必ずご連絡します」と言っておきながらも連絡がない…、こちらから問い合わせるも、返信はない…といういい加減な企業もありました。
ちなみに、めちゃくちゃ有名なとある外資系投資銀行です…(もう絶対応募しない笑)
ただ、ものすごく行きたい企業だったりした場合、なかなか1にして見切るのも難しいときもありますよね。
その場合、失礼の無い範囲で先方に連絡を入れるのもOKです。
電話でもメールでもかまいませんが、今の時代ではメールの方が気遣いとしては上です。気をつけたいのは、採用担当者が連絡を失念しているかもしれませんが、あくまでも「お忙しいところを失礼しましますが…」というスタンスで連絡しましょう。
書類選考が落ちるのはなぜ?
7割が落ちることは分かったけど、人事ってブラックボックスだからなぜ落ちるかはハッキリと分からないんだよね…
不採用でも理由は教えてくれないから対策の方法も分からないよね
そんな理由を元人事の私が公開するよ
ここまで、書類選考は30%しか通らないこと、つまり70%は落ちることをお伝えしてきました。
でも、なぜ落ちるのか…を知りたいですよね。
理由には大きく分けて8つあります。
1. 書類に誤字や不備があり、字が乱雑で読みにくい
2. 応募条件をクリアしていない
3. 能力・経験・実績がレベルに達していない
4. 希望条件のミスマッチ
5. 経歴や転職回数
6. 志望動機で熱意が伝わってこない
7. 専門用語が多すぎで内容が理解できない
8. 他の候補者との比較の結果
1. 書類に誤字や不備があり、字が乱雑で読みにくい
初歩の初歩なんですが、忙しい採用担当者はまず履歴書の全体をザッと見回します。
ここで、写真のサイズや誤字脱字、用紙のサイズなど細かいところをクリアできていない人はまずこの時点で不採用にします。どんな良いことやすごい実績が書かれていても、読まれないんですよね。
最近は簡単に書き直しができるようにPCで作成する人も増えていますが、これ自体はOKです。
ただし、印刷したときに文字が枠からはみ出てしまっていたり、消えていたりするとNGです。
さらに、最近ではスマホでの写真の加工しすぎもNGです。
これらを採用担当者の立場になって考えてみると分かるのですが、まずどんな細かいミスであっても、ここ一番の資料に不備がある人とは一緒に働きたくないですよね。これが外部へ渡す資料だったとしたら最悪なわけです。
資料を提出する前に最終確認をしない人という印象を与えてしまうのです。
2. 応募条件をクリアしていない
転職では「○年以上の実務経験」「○○資格の保有者」など応募するにあたって最低限の条件が書かれていることがあります。
採用担当者は1をチェックした後、次にここを見ます。うすうす気づいていると思いますが、1も2もまだふるいにかけているんです。
忙しい中、応募者は多く、限られた時間で多くの書類を確認しなくてはならないので、最初は消去法で絞られていくのです。
3. 能力・経験・実績がレベルに達していない
2で募集事項に書かれている条件を満たしていても、その条件の中でレベルがまだ低いと見なされると書類選考に落ちてしまいます。
例えば、募集事項が「3年以上の経理の実務経験」だった場合、よくあるのが3年以上経理に在籍していたら募集してくる人が多いのですが、その中でも“ただ在籍していただけで、会社が求める実務経験のレベルが足りてない”と見られて落とされるケースがあります。
その場合、本当にスキルが足りてないならともかく、多くの場合はPR不足なので、履歴書や職務経歴書を改善して「うまい魅せ方」が必要です。
4. 希望条件のミスマッチ
特に希望年収、そのほか勤務地や空きポジションがない場合、落とされてしまいます。
希望年収に至っては、現在の年収からUPを目指して記入することが多いですが、よっぽどの実績がある場合を省き、現在の年収と同じくらいの金額を書くのが無難でもあります。
大事なのは、会って話をする場(面接)を作ってもらうことなので、最初から高い年収を希望すると、応募者が多い場合避けられることもあります。そのため、最初は謙虚に、最終面接に近づいたら交渉すればいいのです。
私の場合ですが、元年収475万円→希望年収500万円→実際850万円になったことがあります。転職エージェントさんが優秀だったおかげでした。
そのお世話になった転職エージェントのサイトをこちらに紹介しておきます。
5. 経歴や転職回数
今は時代が変わり、転職回数で不利になることが少なくなりましたが、企業によっては転職回数が多いと「またすぐに辞めてしまうかもしれない…」と不安視され、書類選考で落ちる可能性がまだ高いのも確かです。
ただし、まともな企業の場合、ただ転職回数が多いだけなのか、しっかりした理由があるのかはちゃんと見ます。
そのため、経歴書や職務経歴書などに簡潔にイメージの良くなる理由を記載するとカバーできます。
6. 志望動機で熱意が伝わってこない
どんなにすごい実績や、文句のないスキルと経歴があったとしても、結局採るのは人です。
実績やスキルは大切ですが、それ以上にどうしても働きたい想いやこの仕事への情熱、将来こうなりたいなどの熱意を伝えられないと落ちてしまいます。
例えば、Aさんの実績は100%申し分ないけど情熱があまりない、Bさんは実績が70%くらいでちょっと足りないけど、今後こうなっていきたいなど情熱が強い。こういった場合だと、採用担当者のほとんどはBさんを採ります。
なぜなら、情熱を持っている人ほど成長や伸びしろが未知数なんです。まだまだ能力が右肩上がりの可能性があるので、それに投資するんです。
また、Aさんは実績がすごいので800万円の年収を最初から出さないといけないのに対して、Bさんは650万円で採れるメリットもあります。もちろん、この後Bさんが成長して結果を出せば年収をあげていけば企業としては何の問題もないんです。
7. 専門用語が多すぎで内容が理解できない
これは意外かと思われるかもしれませんが、同業他社、または建築業界の募集に建築の専門用語を使うのは問題ありません。
NGとなる可能性があるのが、例えば建築業界の経理で働いていて、転職先がIT業界の経理だった場合、無意識に建築の専門用語を使ってしまっていると相手は「?」となってしまいます。
採用担当者はその専門用語まで調べて履歴書を読む時間はないので、どうしても読むのをやめてしまいます。
こういった一般的な場では、誰にでもわかるような言葉を使うのがベターです。
8. 他の候補者との比較の結果
ここまで1~7をクリアしていても、8が立ちはだかった場合、運が悪いのですが、比較されて落ちてしまうことがあります。
私たち求職者がより条件がいい企業を選びたいと考えるのと同じように、採用側もより優秀な求職者が欲しいのです。
逆に考えれば、企業も私たちを比較して落とすので、私たち側も募集の掛け持ちに心を痛めなくてもいいのです。堂々と企業を比較して、よりよい条件のところへ行けばいいのです。
あるとき、私が先に募集したのにも関わらず、後から私より優秀な人が来たため、その人の最終面接が終わるまで書類選考の結果の連絡が来ず、通常より+3週間ペンディングされたことがあります。
おそらく、その後から来た人に内定を断られた場合、私の選考を進めるつもりだったのでしょう。
人と人が絡む採用はいろいろあるので、書類選考の時点でも深く考えないことがコツです。
転職で書類選考の通過率が上がる履歴書とは
書類選考が落ちる理由が分かったら、次はどうしたら通るかを知りたいよね
ウワサによると、通る人はめちゃくちゃ通るらしいよ…!
元人事と転職3回の経験で実践してきた方法をお伝えするよ
前項でお話しした落ちる理由がわかったら、あとは基本的にその逆をするだけで通過率は上がります。
ここでは、書類選考の通過率を上げるために、意識してほしいことに注目して書いています。
すべてのヒントは求人票にある
求人票、じっくり読んだことありますか?
これ実は、ほとんどの人がサッと読んで、条件を満たしていたら応募するという流れになっていると思います。
流れとしては問題ないんですが、これではあと一歩なんです。
履歴書を書くとき、さっき見たばかり求人票のことは忘れて、自分の思いの丈、今までの実績…を全力で書いていませんか?
これがまさに、書類選考が通らない原因となっています。
理由は、採用とはマッチングだからです。
先に、企業側がどんな求人がほしいかを求人票に書いています。つまり、答えが書かれているので、この答えに合う履歴書を書けばいいのです。
ちなみにですが、ウソを書けということではありません。求人票と嚙み合う内容を書くのです。
採用担当者が履歴書を見る順
ここまでなんどか言いましたが、採用担当者のほとんどは忙しい中書類選考をします。
なので、履歴書を見る箇所は限られています。
最初の書類選考の時点では数秒しか見ません。
その後、なんどかふるいにかけ、そこからようやくじっくり見ます。
じっくり見てもらえるチャンスを得るには、秒で読みたいと思わせることが大事です。
そこで、採用担当者が秒で見ている順をお教えします。
1. 全体
2. 希望条件
3. 能力&実績
4. 経歴
5. 志望動機
1. 全体
ここで初めて履歴書を見ます。およそ1秒ほどです。
字が汚い、写真のサイズがおかしい、暗い…など、残念ながらお見送りになります。
なお、よく勘違いされる方が多いのですが、字が汚い=字が下手ではありません。採用担当者は何百枚も履歴書を見ていますので、汚いか下手かは見ればわかります。
手書きであれば、丁寧に書くことを心がけるだけで通過率は上がります。
2. 希望条件
どの履歴書のフォーマットにもよく希望条件を書く欄がありますよね。
あれ、こちらの条件を企業に伝えられる欄があるなんて親切だな…と思うかもしれませんが、逆です。
採用担当者はそこを見てふるいにかけています。
とくに、希望年収、現在の年収より多めに書く人が多いのですが、企業側がこれを支払うのが厳しい場合、お見送りにします。
では、何も書かない方がいいのか…となりますよね。確かに何も書かない方が無難です。
ただし、書き方には工夫があります。
例えば、年収の場合、
現在年収500万円→希望年収800万円なら、素直に800万円とは書かず「現在年収500万円、年収UPを希望。詳細は要相談」。
勤務地の場合、
海外勤務を希望しているなら、海外勤務希望(アメリカ・ヨーロッパ)と固定せず「将来的に海外勤務を希望しています」。
このように、交渉の余地を見せるのがポイントです。
3. 能力&実績
ここまで来たら、次はマッチングするかどうかでふるいにかけます。企業が求める内容にマッチするかどうかチェックします。
当然ながら、企業が提示していた募集条件から明らかに外れていたら落ちますが、惜しいのは、応募条件をクリアし、能力と実績もレベルに達している場合です。
つまり、伝え方の問題、PRのうまさになります。
なんども言いましたが、採用担当者は忙しいです。
ここのチェックでさえ、書類選考の段階では最初から最後までは読みません。数文読んで、応募条件をクリアし、能力と実績もレベルに達しているとわからせるのが大事です。
そのため、求人票はしっかり読むことです。
4. 経歴
1~3はふるいにかけるために秒で読まれてきましたが、ここからは履歴書が少なくなってくるので、しっかり読まれる部分になります。
なので、1~3とは違って、じっくり読まれることを意識して書きます。
気をつけるポイントは、転職回数が多い場合、直近のものから書きます。間違っても全部書かないようにしましょう。読むのがしんどいです。直近から3社くらいでいいです。
なお、書いていない経歴については、面接で聞かれた場合、答えればOKです。
5. 志望動機
1~4までクリアできたら、最後の砦です。
割とここでお見送りになる人が多いので、気を抜けません。
能力と実績、経歴がどんなに優秀でも、過去より未来が重視されるので、志望動機は大事です。
中には「志望動機なんてねーよ…強いて言うならお金今より多く欲しいだけだよ…」という人が多いのも知っています。
それでも、今より多くお金をもらうために、なにを成し遂げていきたいかなど戦略を知りたいんです。まさか、戦略が無いまま、成長もしないまま、お金が多くもらえることはないですから。
夢とか、世の中のためとかそういうことを全員に無理矢理求めてるわけではないです。
「お金」というモチベーションで成長する人もいるので、結果的に企業も成長できれば、お金でも問題ないんです。
書類選考の通過率で悩んでいる人へ伝えたいまとめ
ここまで、書類選考の通過率の基本的な話から、落ちる理由、採用担当者が履歴書を見る順から戦略を考える通過率の上げ方を解説してきましたが、いかがでしたか。
書類選考が通らないとつらいし、なんども落ち続けると自分の実績や経歴に不足があるのか、誰からも求められていないのかと、いろいろと不安になりますよね。
もちろん、私もそうでした。
しかし、それは転職3回と回数を重ねること、自ら人事を経験することで「すべては戦略が必要」だと気づきました。
本記事の冒頭でも言いましたが、みんなそれぞれ能力が違うのは当然で、“書類選考が通らない=優秀ではない”だとしたら、優秀な人以外は全員落ちます。
また、基本的に書類選考は落ちるのが当たり前なので、“落ちること=自分はダメ”ではまったくないです。
その落ちることが当たり前の中から、どう抜け出すか、頭一つ出るか、数秒しか見られない履歴書をいかにして目に留めてもらうかがここまでで述べてきた書類選考の通過率を上げるコツです。
最後に、本記事で私も利用した優秀なサイトとその他併用してお世話になっていた転職エージェントをここに紹介しておくので、さっそく行動してみてください。