※ Last Updated:06/24/2022
🦋HOME🦋 > Human Resources >第一関門である書類選考突破できるエントリーシートや履歴書の書き方
–元人事の観点と実体験あり–
Butterfly Worldのノウリです。
行きたい企業に就職するには、まず書類選考を突破する必要があります。
そこさえ突破すればようやくスタートラインに立てます。
もしまだ行きたい企業が見つかってない場合は、コチラの‘やりたい事 & 行きたい業界が見つからない’を参考にいただければと思います。
書類選考を突破するためのエントリーシートや履歴書の添削は新卒であれば学校側が添削を行っているところもあると思いますが、それが無い場合は就活本を読んで作成される方が大半ですよね。
ただ、それだけだと不安だったり、正解はないけどできるだけ内定に繋がる正解に近づけたいという方のために、元人事の観点と実体験を交えてお伝えします。
一応、ノウリの内定スペックも公表しておきます。
✔ノウリの内定実績
・リーマンショック期、コロナショック期に複数内定獲得
・経歴:日系大手メーカー、外資金融
・企業へ直接応募もサイトやエージェントを通しての応募経験あり
以上を踏まえた上で書類選考を突破する方法を共有していきます。
エントリーシート・履歴書を通過させる書き方
念のために最初に言いますが、空欄が目立つ、字が汚い(直筆の場合)、写真が不鮮明などは論外です。
当然それらをクリアしている上で進めます。
✔エントリーシート・履歴書で重要視しているポイント
◎自己PR(=学生時代に一番頑張ったこと・あなたの強みは何か)
◎志望動機
この他に、趣味も注目している人は注目しているので、ちゃんとしたことを書くことをおすすめします。
趣味のNG例:人間観察、特に無し、ゲーム・アニメ・漫画
‘人間観察’は、おそらく奇をてらっているか、周りとは違う自分アピールのつもりかもしれませんが、印象は最悪です。メリットは一切無し。
‘特に無し’は、空欄と一緒です。本当に無いのかもしれませんが…、例えば、料理、ウォーキング、犬の散歩でもOKです。
人間観察とか特に無しとか書くくらいなら全然マシです。
‘ゲーム・アニメ・漫画’は、もちろんノウリも好きですが、見る人や年代によってはあまり良い印象がないので、避けた方が無難です。
ただ、エンターテインメント業界であれば別です。
✔趣味の書き方例
趣味:ペットの散歩や世話
毎日しっかり歩いて健康を保つためにも、リフレッシュするためにも3年続けています。
これだけでも健康を保つという意識の高さ、3年続けるという忍耐力のアピールになっています。
で、もう一度言いますが、人間観察とか本当にやめましょう。何度か見ました…。
自己PRの書き方
段落は4段階あります。
1.自分がどんな人間か
2.具体例
3.それで得たもの
4.企業にどう影響を与えられるか
これだけだとよく分からないと思うので、ざっくりと例を書きます。
私は、忍耐力とチャレンジ精神があります。
学生時代にボランティア団体を立ち上げ、学校はあるが教育を受けるための必要な物資が不足している国へ物資を届けるために、その国の政府機関と連携をして物資を届けようとしましたが、許可が下りませんでした。しかし、どうしてもその国の子供達に十分な環境で教育を受けて欲しいと思い、教育を受けることの重要性を政府機関に何度もプレゼンし、1年後にようやく物資の足りていない全体の70%ほどの学校に必要な物資を届けることができました。
この経験を通して、ブレない思いを何度も工夫して相手側に真摯に伝えていくことで、理解して貰える瞬間が来ることを学びました。一見困難なことでも工夫して考え、諦めずに目標を達成した経験が貴社の業務でも貢献できると考えています。
これはかなりざっくりで詳細が織り込まれてないですが、具体例&活かし方の流れで物語化すると相手に伝わりやすいです。
よくあるちょっと残念な自己PRの書き方で2の具体例止まりの人がいます。
それを2、3個書き、たくさんの良い結果だけをアピールしてくる人がいます。
もちろん、結果は大切なのですが、採用側としてはそのプロセスから得たことと、それの活かし方までを知りたいのです。
志望動機の書き方
志望動機では言わずもがな、企業研究は必須です。
書き方としては、企業のビジョン×自分の提供できるもの&目標です。
これもざっくり例を挙げます。
貴社は東南アジアやアフリカ方面に事業を展開しておられるため、自分の学生時代の物資を届けた経験と、今後も必要としている人のもとへ、その国が発展するための技術などを提供していき、貴社の発展にも貢献したいと思います。
自分の志望する会社がどんな事業をしているかは必ずリサーチしてください。
転職の場合:職務経歴書について
転職の場合は職務内容と職務要約を書いた職務経歴書が必要になります。
なお、外資の場合はレジュメ(英文履歴書)も追加で必要になりますが、今回は割愛します。
職務内容はカラムを作成して、右に在籍期間、左に職務内容を箇条書きで書きます。
その箇条書きで書く職務内容ですが、できる限り今までに仕事してきたことを思い出し、充実させるようにしてください。
ノウリの場合は、複数の関連部署を渡ったこともあり、25個くらい書き出しました。
なるべく多く書くことをおすすめします。
職務要約については、先程書き出した職務内容の中でも結果を出したものにフォーカスして書くのがベストです。
その上で、さらに数値化して書くとより結果を具現化して見れるので優秀な書き方になります。
例1:法人契約の契約数を増やし、売上を30%上げました。
例2:委託先の契約を見直し、整理することで20%コストカットを実現しました。
何々という結果を出しました!だけではなく、数値が入ると分かりやすいので、書類選考通過率も上がります。
外部(エージェント)に添削の依頼をする
ここまで、自己作成でも書類選考を突破する方法について話しましたが、それでもまだ不安…、精一杯全力でやったけど通らない…という方は一度エージェントを利用するのも方法の一つです。
もちろん、エージェントの利用は無料ですので、利用して損はありません。
✔特徴別:転職エージェントの紹介
【スタンダート】
▶リクルートエージェント
▶転職会議エージェント
大手の有名どころなので、多数案件の取り扱いあり。複数登録し、添削を比較するのも一つの手です。
【ハイキャリア・外資転職】
▶『グローバル・外資系・ハイクラス求人多数【Samurai Job】』
ハイクラスのポジションを目指している方向けです。また、外資の扱いもあるので、そちらに興味ある方も。
【20代・既卒・第二新卒】
▶マイナビジョブ20’s
▶ハタラクティブ
若手のための転職エージェント。正社員を目指す方におすすめです。
上記で挙げてきたエージェントはあくまでも転職の方向けエージェントになりますが、今は新卒のためのエージェントもあります。
✔新卒エージェントの紹介
今回ちょっと情報が多くなりましたが、みなさんのエントリーシートや履歴書、職務経歴書が書類選考を突破することを願っています。